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2024.08.20

建築前の大事な儀式~地鎮祭~

こんにちは!

広報の増永です!!


皆さんはこの写真、何をしているところだと思いますか?

地鎮祭 全体

実はこれ、「地鎮祭」と言って建築前に行われる儀式の様子なんです。

先日、新たに「ラクいえ」を建てられるお客様の地鎮祭(じちんさい)を取材させていただきました!

まず、そもそも地鎮祭とは何なのでしょうか

これは、建築や土木作業が行われる前に

その工事の安心安全や、その後住まわれる方々の繁栄などを祈願し、

土地を守っている氏神様に土地の使用を許可した貰うために行われる儀式です。

その歴史は古く日本最古の歴史書「日本書紀」にも記載がある通り持統天皇だった7世紀後半から続き、

多くはその土地の神社にお願いして儀式を行います。

地鎮祭の流れはこんな感じでした。

(内容は執り行う神社によって多少の違いがあるそうです。)

①祭壇の準備

地鎮祭の祭壇には儀式の最中に使用する神様へのお供え物などをまつります。

お神酒、米、塩、海の幸・山の幸・野の幸、水が用意されていました。

地鎮祭 祭壇



②お祓い、祝詞

地鎮祭 祝詞

(神聖な儀式であたるため実際に祝詞をよんでいるところは撮影不可でした。)

土地の神様をお迎えしたり、工事中の安全とお家が無事に完成することを祈願したりしていきます。

また、敷地の四方と中央にお神酒、米、塩、白紙をまきお祓いをする「四方参り」も行われていました。

③穿初之儀(うがちぞめのぎ)

お客様が斎鍬(いみくわ)を持ち、土を掘る所作をします。

続いて施工者が斎鋤(いみすき)で中央にある砂の山を崩し着工を模した所作を行い

これからこの土地でお家の建築を始めることを神様に報告します。

地鎮祭 斎鋤

(弊社管理課の大槻係長が施工業者を代表して穿初之儀をさせていただきました。
 砂山を崩す際には「えいっ!」という大きな声が響き、気合が入っていました!)

④玉串法典

神官、お客様、設計者、施工者の順で祭壇に玉串を捧げ、工事の安全を祈願します。

地鎮祭 玉串

⑤昇神之儀(しょうじんのぎ)

神官が昇神の詞を唱え、神様にお帰りになっていただきました。

その後、儀式とは別にご主人とお子様の2人で四方と中央にお参りを行い儀式は無事終了いたしました。

お酒をまいたり、塩をまいたりなど普段はあまりやらない行動にお子様も楽しそうに、そして積極的に参加してくださいました。

地鎮祭はお家の建築前に絶対にやらなければいけないというものではなく、

あくまでもお客様のご選択になります。

大進ホームの地鎮祭はこれだけではありません!!

今回、弊社側からは施工管理を担当する大槻係長、営業、板金業者の3名が参加させていただきました。

地鎮祭の後は毎回、お客様へ工事担当業者から改めてご挨拶の時間を設けております。

それは、「お客様に不安な気持ちを持ってほしくないから」になります。

工事が始まるとこんな不安をよく耳にします。

・家づくりにかかわってくれる業者さんと一度もあったことがないのに工事をお任せするのは不安...

・工事中知っている人が一人もいなくて自分の家なのになかなか行きづらい...

大進ホームではそんな不安を解消し、安心して家づくりをお任せしていただきたいと考えております。

地鎮祭 名刺交換

(今回のお客様:左と板金屋さん:右)

今回地鎮祭に参加した弊社管理課の大槻係長は

「小さなお子様がいらっしゃるお客様のこれからの新しい暮らしを

理想のお家で過ごしてもらえるよう完成を楽しみにしていてほしいです。」

と話していました!

自分も初めての地鎮祭の参加だったのですごく新鮮な気持ちでした。

将来、マイホームを建てるときは地鎮祭を行いたいと思います!