広い敷地にゆったりと配置した平屋の住まい
- 完成年
- 2018年3月
- 所在地
- 札幌市
- 家族構成
- ご夫婦・子供4人
- 敷地面積
- 347.28m²
- 延床面積
- 137.46m²
世代を超えて伝わる和の佇まい
シャープなフォルムの切妻屋根、黒とベージュの塗り壁。モダンな雰囲気と、落ち着きある和が融合したI様邸。心地よい暮らしを叶える、ゆとりある住まいです。
「家族が増え、住んでいたマンションでは手狭だと感じ、戸建てを考え始めました。当時自分は単身赴任をしていて、土地探しは妻が情報を集めてくれました」とI様。
「建てる時期になった時に慌てないように、余裕をもって探していました」と奥様。常にインターネットなどで土地情報をチェックしていたそうです。
「何社かの大手ハウスメーカーも検討し、見学に行きました。あっという間に100万、200万と積みあがる一式という見積もりに、素人の自分たちでは何を判断材料にして進めればいいのかがわからず、以前から知っていた大進ホームさんにお願いすることにしました」と振り返ります。
妥協せず、理想の間取りを実現
家を建てるまで1年以上打ち合わせを重ねたというI様ご夫妻。当初は二階建てで、とりあえず欲しいものをすべて詰め込んだプランで進め、予算配分と照らし合わせ、検討し取捨選択していきました。
「実は、二階建てプランがほぼ決まりかけていたときに、平屋はどうですか?という提案がありました。空間を上手にいかすことができるのなら平屋もありだなと思いました」とI様。
奥様は、「子供たちは平屋に反対でした。戸建=二階建て、のような気持ちだったらしく、そこからは、主人と二人で平屋の魅力やメリットを懇々と子供たちに説明しました」と笑います。
説得の甲斐あって、暮らし始めた今では、お子さんたちはもちろん、友人たちにも好評だそう。
「網戸にしていると、それぞれの部屋の窓の外から、お友達が声を掛けることも。平屋の間取りならではですね」。
何に重きを置くか軸を決めることが大切
I様の希望は、広めの庭、家族が集える空間、テラス、土間、そして開放的なこと。奥様は家事動線、生活動線に重きを置いたと言います。
「帰宅して、荷物を置き、着替えて、と一連の流れがストレスの無いように、水周りを含めコンパクトな動きで済むようにしました」と奥様。
暮らしやすさ、そして将来的にモノが増えることも見据えた間取りにしたとも。
「外壁は標準のサイディングではなく、大進ホームさんで普段取扱いの無い塗料をお願いし、塗りの壁にしたり、現場で大工さんに造作棚を1枚増やして欲しいとお願いしたり。仕様の決まっている大手ハウスメーカーでは絶対に実現できていなかったと思います。地元の会社だからこそ融通が利き、細かい要望に応えていただけました」。
面倒がらずに取り組むことで、後悔の無い家づくりができると話してくださいました。