こんにちは。
大進ホームの星野です。
しばらく手が付けられていなかった新道モデルハウスの外構工事ですが、先日、ついに完成しました!
人工芝は、手が空いている社員でDIY。
なかなかの出来栄えとなりました。
※完成を祝してピース。
今後は木々も成長して、どういった姿に変化していくのかが楽しみです。
さて、今回のブログは、前回に続いて社長が語る『ラクいえ』の想いです。
■前回のブログはこちらから
<社長ブログ>『ラクいえ』の想い Vol.1|家づくり奮闘記ブログ【大進ホーム】|札幌の注文住宅・新築・建売住宅・リフォーム (taishinhome.com)
前回のブログでは、
▽家づくりの不満第一位が『収納』(※正確には収納スペース)であること。
▽そして、その不満を解消するために住宅会社は、たくさんの収納スペースを提供してきたが、一向にお施主様の不満が解消されないこと。
をお伝えしました。
そして、一つの疑問にたどり着きます。
「お施主様が本当に求めているモノは、『収納(スペース)』ではないのではないか?」
という疑問です。
私が好きな格言に、
「もし顧客に、彼らの望むものを聞いていたなら、彼らは『もっと早い馬が欲しい』と答えていただろう。」
という言葉があります。
これは米国でフォード・モーターを創設し、乗用車の大衆化を促進したヘンリー・フォードが残した言葉と言われています。
※1908年型のフォードT型。
この格言の意味はこうです。
一般的な移動手段は馬だった時代。
そもそも車というものがどういうものか全然わからないという人に向けて「何がほしい?」と聞いたところで、「車が欲しい」なんて言葉がでてくるはずもなく、「もっと速い馬が欲しい。」と言われるはずだ。
つまり、お客様が欲しいと望むものを理解することは重要ですが、実際のところ、「人は自分が欲しいモノを本当には分かっていない。」ということを意味しています。
私は、お客様が欲しいと言っている『収納(スペース)』は、実はフォードの言う"早い馬"なのではないか?
では、お客様にとっての"車"は一体何なのか?
それは「モノとの付き合い方」を知ること、つまりは『片付け方』を知ることと考えています。
次回に続きます。