設備紹介と実績データFACILITIES

やっぱり気になる燃費とランニングコスト

家を建てる際には、イニシャルコスト(初期費用)はもちろんのこと、住み始めてからかかるランニングコスト(設備・保守管理費用)も気になるところではないでしょうか。下記は、高橋様邸の光熱費を、省エネルギー基準に基づいた標準的な基準値(青)と、今回設計された計算値(赤)、さらに実際に住んで計測された実現値(緑)で比較したグラフです。大進ホームは、机上の計算値がいかに優れているかだけではなく、実際の光熱費を測定することで年間光熱費の見える化を行い、光熱費のさらなる削減や改善に繋げていきたいと考えております。実際に掛かった年間光熱費のデータは随時更新してまいります。

※光熱費に含まれるもの(冷暖房・換気・給湯・照明・家電)

高橋様邸
延床面積182.60m²
(55.13坪)
1F面積103.10m²
(31.13坪)
2F面積97.50m²
(24.00坪)

直近1年間

省エネ基準値と設計値の年間光熱費比較グラフ
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
基準値(円) 80,842 72,539 63,848 36,383 17,714 14,769 14,461 17,855 14,942 19,322 44,203 70,281
設計値(円) 39,522 36,214 32,802 21,262 13,562 11,687 11,245 13,145 11,460 13,478 23,572 34,952
実際の光熱費 35,275 39,248 30,469 22,930 16,715 13,658 13,965 15,789 12,023 17,582 30,154 43,012
  標準基準値 設計値 実際の光熱費
年間光熱費(円) 467,159 262,901 290,820

快適な生活環境を実現する設備について

本プロジェクトでは、様々な設備機器を用いて、操作履歴や稼働ログ、室温などのデータを蓄積しモデル化を行います。
大進ホームが長年にわたって培ってきた業務経験を組み合わせ、今後のライフスタイル提案に活用する取り組みを進めていきます。

給湯

エコキュート

「空気の熱を使ってお湯をつくる」という、従来の給湯機とはまったく違う方式でお湯をわかし、高効率を実現した「エコキュート」を採用。空気中の熱は、太陽光や風力と同じように、尽きることのない再生可能エネルギーです。エコキュートは、この空気中の熱を有効活用することで従来の燃焼式の温水器や電気温水器を上回る高効率を実現しています。また、タンクにお湯を貯める仕組みから、断水してもタンクの水を非常用水として活用できます。

断熱

断熱

壁の断熱は柱間に入れた105mmのグラスウールに、さらに壁の外側からも45mmの高性能グラスウールを加えた、合計150mmの付加断熱工法を標準採用。

冬でも暖かく快適で、気になる光熱費も抑えた省エネルギー住宅です。

センサー

センサー

各部屋にはセンサーを設置し温度や湿度を測定、使用電力量も計測しています。

ダクト用換気送風機

ダクト用換気送風機

室内の天井と床の温度差に着目し空気循環を行います。温度センサーが感知するとファンが作動し、天井に配管したダクトを通して換気します。

夏期は1階の床に滞留した冷気を吸気し2階天井から放出することができます。冬期は2階天井に滞留した暖かい空気を吸気し、ダクトで1階床下に送り、室内に放出することで、家全体の室温を均一に近づけます。

トリプルガラスとペアガラス

トリプルガラスとペアガラス

吹き抜け2階南面には、同じサイズのトリプルガラスとペアガラスを並列で配置し、センサーで室内側温度を測定し、同条件で冷暖房負荷を試算した場合のデータ作りなどに役立てます。

冷暖房エネルギー削減のみならず、日照条件や方角を考えた窓の計画配置など、家づくりに役立てていく予定です。

冷暖房輻射パネル

冷暖房輻射パネル

ヒートポンプ式冷温水機を熱源とする輻射パネル。夏はパネル内に冷水を流すことで表面に結露が発生、除湿と共に室内にヒンヤリとした心地良い空気をつくります。冬は、温水をパネル内に通し、その熱で身体にやさしい低温水輻射暖房を実現します。

輻射熱によって室内の空気全体に作用するため、静音性に優れ、風を起こさないので、ハウスダストを巻き上げることもありません。

太陽光発電システム&蓄電池

太陽光発電システム

我が国のエネルギー問題を考えた時に、太陽光発電システムをはじめとする再生可能エネルギーの普及は急務です。

蓄電池を導入する一番のメリットは、非常時に電源として使えることの安心感。また停電時には自動で蓄電池からの電気の供給が可能です。太陽光発電システムや蓄電池を上手に活用すればCO2削減や日々の光熱費を大幅に削減することが可能です。